「まもりよってよ」
子供たちがよく使う言葉です。
我が家で一番使うのは長男みぃ太郎。
トイレに入る時、それまで持って遊んでいたミキサー車のミニカー(先日妻の両親が送ってくれたもの)を渡して
「おかぁさん、みぃの、ミキサー車、まもりよってよ〜。」
寝る前にトイレに行く時、いつも一緒に寝るウサギのぬいぐるみ(一見ウサギに見えない、私の妹がくれたもの)をあずけて、
「おとうさん、みぃの、うさちゃん、まもりよってよ〜。」
といった具合に使います。
標準語にすれば、「見張っててよ」とか、「取られないように見ててよ」といったような意味でしょうか。この言葉、方言は方言ですが、「まもる」のこの用法は、実は由緒正しき古語。『日本書紀』や『万葉集』といった古代の文献から見られる言葉です。さすがは土佐の小京都中村。古語が生きています。
目には青葉 山ほととぎす 初鰹
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