三木監督 おめでとう
2011-09-07



もうずいぶん前、8月23日の高知新聞の記事なんですが、第62回県中学野球選手権大会で土佐中学が18年ぶりに優勝した記事が載っていました。土佐中学の皆さん、おめでとうございます。
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さて、この記事を取り上げたのは他でもありません、この日の3面、「ひと」欄に載っていた土佐の監督の顔に見覚えがあるからです。もちろん、年相応に変わってもいますし、私が知る頃は眼鏡もかけていませんでしたが間違いありません。三木一宏監督(39)、私の大学一年の時のクラスメイトです。
当時そのままに三木君と呼ばせてもらいます。
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私たちは大学一年当時、文学部の(第二外国語が)フランス語クラス・P組で一緒でした。担任は英語の足立助教授。普通クラスといっても、第一外国語2講座、第二外国語2講座、それに体育の計5講座を一緒に過ごすだけですし、担任といっても何か特別なことがなければほとんど顔見知り程度のもんなんですが、たまたま私たちがいたクラスは妙に仲がよかったんです。
よくクラスで遊びに行きましたし、コンパもしました。

40人近いクラスの中で、二人だけ学生服がいました。一人は応援指導部のT君。もう一人が体育会野球部の三木君でした。誤解を招くといけないので滅多なことは言われんのですが、当時の体育会の学生は、ふつうあまり授業に出てきませんでした。
ところが三木君は授業にいるんです。物静かで周りの連中のようにバカ騒ぎなんかしない、いつも背筋がすっと伸びていて、とにかく真面目な野球少年でした。
自己紹介の時に、
「甲子園でヒットを打ったのが自慢です。」
と、少しはにかみながら言ったのを今でも覚えています。

二年から専攻も別々になって、あまり顔を合わすこともなくなりましたし、卒業後、どうしたかも知りませんでした。ただ、ある時、
「地元に帰って先生になりたいんだ。」
といっていたので、きっと高知で野球を教えてるんだろうと思っていました。その古い友人の活躍を、新聞で知りました。
我がことのように嬉しいです。

三木君、おめでとう。
これからも活躍、期待してます。


9月7日 今日の稲株

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[高知新聞]

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